花が散るまで

2023年末で無事風俗嬢卒業。元風俗嬢のつぶやき。

生きるって大変かも(笑)




風俗のお仕事についた最初のきっかけは、

娘の大学進学だった。


国立落ちた娘に、私立でいいじゃん👍

と、私立を勧めた。


娘の進学した私立も充分良い学校だと思ったし

親子で色々話を重ねて、私立大学で決めた。


その時は、まだ離婚しておらず旦那さんがいたが、これが全く話にならないので(笑)

詳しい話は端折る。


旦那なんか最初からいなかったと思えば腹もたたない。

自分の力でなんとかすると、決心していた。


ま、それで風俗。

他にも手は無かったのか?

はっきり言って、楽に稼げる道に逃げたのだ。

いくつもの仕事を朝から晩まで掛け持ちして子供を学校へやっている人もいるだろう。

それから逃げた。


もう世の中は不景気ではあったが、

接客は好きだったし、性に合っていたのだろう

それなりに稼げた。

それと、ラッキーな事にスポンサーを見つけたのだ。

学費の足しにと、3百万ポンと出して貰った。

約11ヵ月、風俗で貯めた貯金と合わせて

大学4年間分(理系だから、学費高かった😰)の学費プラス、その後の生活費の足しになったので、風俗の仕事はサクサク辞めた。


私は長くデパートで働いていた。

この業界も常に人手不足で、デパートで正社員をしていた事もあり

販売系の仕事で、面接で落とされたことは無い。

また販売の仕事に戻ってホッとしたが、

大金をなんとかしてしまった私を見て、

旦那が娘が大学2年の時、大手メーカーを早期退職してしまった。

旦那は、九州の某有名大学の工学部を出て、有名大手メーカーに就職、結婚したバブル期は軽々と年収一千万万円を越えていたが。

結婚した時から、給料明細なんか見たこともないし、

短大しか出ていない私のデパート時代の給料、ボーナスとほぼ変わらない金額を渡されてやり繰りをしてきた。


早期退職した時、部長職だったし

退職金も割増だったから、絶対3千万以上は貰ったはずだけど、

娘の学費なんかビタ一文出さずに

「これからもヨロシク」

と、のたまった。


絶対こんなオトコにヨロシクされたくない。

渡された生活費は微々たるもので、


58才で再就職も全く探す気も無く、

介護付き老人ホームの事務のアルバイトを友達から紹介してもらい、

「アルバイト代は、僕のお小遣いだから。」


じゃ、私のパート代は?

と、聞くと。

「お小遣いにしたら良いじゃないか。」

と、またのたまう。


悔し涙があふれた。

このオトコは、優しい顔をした寄生虫だ。


足りない生活費の足しに、また風俗に戻ったとしても、

このオトコはきっと平気な顔でヨロシクというのだろう。


絶対こんなオトコの為になんか風俗の仕事はしない。



娘が大学4年の5月半ばにに就職の内定をもらい、

新しい家を探し、引越しを済ませて

7月末に離婚届を出した。


離婚届も、私1人で出しに行った。

仏滅だった。

わざわざその日を選んだ(笑)


離婚に相応しい日だ。



離婚しても、デパートのパートぐらいでは食べていけない。

フルタイムの販売系の契約を探していたが、

それでも生活するのでいっぱいいっぱいだ。


離婚する時に覚悟はしていた。

老後の生活まで見据えた時、

風俗に戻るしかないだろうと。

そこで、泥を被ることになっても、私はこれっぽっちも後悔は無い。


寄生虫みたいな旦那と離婚できるなら

私は何でもする。

そんなことは覚悟の上だ。


離婚して2年近くは、デパートの仕事で耐えた。

なけなしの貯金が減り始めた時に、

どうにもならなくなる前に手を打とうと、

風俗に舞い戻った。



高校を卒業後、ソープに堕ちてそれ以来風俗しかしたことがないと言うベテラン嬢が、


「一度でも風俗の仕事をしてしまったら、

絶対また舞い戻ってくる。」


と、せせら笑ったが、

そんなことは気にしない。


もう誰かのためになんか風俗の仕事は絶対しない。

今度は、自分の為に戻るのだ。


自分で頑張り、自分独りでなんとか生きていくんだ。

もちろん今だってそう思っている。



だけど、気がついたら

今度は親の為に風俗をやめられない。

販売系のお仕事に戻りたくても、

年に何回も福岡に帰っているうちは戻れない。

そんな人間、絶対に雇ってもらえないもの。



私は鬼だ。

親の死を願っている。

10年も長生きされた日には、

私がボロボロだ。


10年たったら、私はもう70近くだ。

今はまだいい。

はっきり言って、落語もおいしい食事も

ほとんどがお客様のおかげ。


昨夜見た、クリスマスの銀座の夜景。

結婚して福岡から出てきて、

一度だって見たことがなかった。


あ、元彼とはあるか(笑)  

いつだって、旦那以外の男性のおかげ。

離婚してからは、毎年誰かとクリスマスの夜景を楽しんでる。


正直、すごく複雑だよ。

でも、楽しい。

バブルの泡みたいだけどね。

すぐ消えちゃう‥


でも、10年後は?


もし、まだ両親が生きていたら

きっと首しめてるかもしれない。



まあ、なるようにしかならんね。


さぁ、明日も仕事だ。

頑張って生きまっしょう👍


愚痴っても、辛くても、不貞腐れても、

どんな事情があったとしても、

自分の人生じゃないか。

結局、自分の足で立って歩いていくしかない。


まだまだ簡単に死ぬわけにはいかない。

一歩でも前に進みたい。

だから、頑張ろう。


きっと大丈夫だよ、うん。





は🌸

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