花が散るまで

2023年末で無事風俗嬢卒業。元風俗嬢のつぶやき。

恋愛について考えてみた。

元彼のブログを読み、

なんだか悶々と考えこんでしまった。


約12年前、

本当に彼が大好きだった。

好きで好きで、

すごく辛かった。


もう色んな事がぐちゃぐちゃで

あんなに大好きで、

あんなに辛いことはなかった。



彼のブログを読んで本当に懐かしかった。

ちょっと昔に帰ったみたい(笑)

ああ、こういうところが大好きだったんだって、ドンドン色んなこと思い出したりして。


だけど今は。

常に相手との間に1枚ヴェールがかかったみたい。

どんなに近づいても、1歩引いている感じ。

自己防衛なのかな。

自分が傷つかないように、

相手に踏み込まない。

相手に踏み込ませない。


でも、それは同時に相手をきずつけない最低限度の気遣いなのか。


もう酷く傷つきたくないし、

相手にだって傷ついて欲しくない。


風俗のお仕事をしていると

当然言い寄られる機会は多い。


どこまで本気なのか、よくわからない人も多い。

でも、所詮私は風俗嬢。

そう、気持ちにストッパーを常にかけている。


ある意味、色んな男の人を渡り歩いているんだし。

マジになるなよ、火傷するぜ(笑)


そのくせ、寂しがりやな部分もあるから

言い寄られたり、かまわれたりするのは嫌いじゃない。


そういう時は、風俗嬢であることを逆手にとり

だって営業だからと言い訳にして、

本当にたちの悪い女だ。


でも、それで今心のバランスがとれているんだからいいと思う。


今、本当に誰かひとりに本気で恋をしたら、

きっと私は仕事なんかできなくなってしまう。

もうこの年齢だから、やり直しも利かない、

人生ボロボロにしてしまうだろう。



恋ってエゴとエゴのぶつかりあいだ。


本気の恋は、色んなものを破壊してしまう。それぐらいのパワーがある。


壊す勇気がないなら、それは本気の恋じゃない。

いや、それを恥じることはない。

本気の恋じゃなかったことに安堵していい。

だって人生ボロボロにする覚悟ありますか?



私はない。


だから、なんちゃって恋愛ぐらいでちょうど良いのだ。



なんちゃってというのは言葉が悪いかもしれない。

オトナの恋とでも言い換えるか。


オトナの恋はいい。

やっぱり恋をしているときは、

キラキラ、ワクワク、

楽しいし、元気も出る。

何より生活に張りがある。


だけど何かヤバイことがあれば、

さっと自分本来のテリトリー(家庭)に戻ればいい。

配偶者はとにかくとして、

子供だけは守らなければいけない。

あと、社会的地位とかね。

そういう人は多いはず。


守るべきものがある、

というのは悪いことではない。

守るべきものの為に頑張っていけるのだから。


それがオトナの恋ってもんでしょ。


色々、破綻している(笑)ところはあるけれど。

それがオトナの恋ってもんだ(笑)



相手の立場を思えば、涙をのむことだってあるさ。

ちゃんとわかってあげなきゃいけないこともある。


全てをわかって、全部ちゃんと飲み込み消化(昇華)して。

それがオトナだからね。



そんな恋愛ばかりしている私。

でも、相手はどこまで理解してるんかね(笑)

ひとつ間違えたら、単なる都合の良い女だもんねぇ⤵


火傷してるのは、自分か(笑)




元彼が言ってくれました。


「花ちゃんには幸せになって欲しい。

僕が幸せにしてあげられないけど。」


めっちゃ胸キュンなセリフだけどね。


自分が幸せにしてあげられないなら

それは、ズルイ。

と、思う。


それを言うのはズルイ。



だけど、嬉しくないわけがない(笑)


私も相当破綻してるな(笑)



世の中、理屈通りにはいかないってことね。



解っちゃいるけど、

ぐるぐる、もんもん悩むね。


だから、人間なのか(笑)




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