父の老い。
1月中旬に父を老人ホームに入居させて
1ヵ月半。
久々に親子3人で、短い一時を過ごす。
環境を変えた事が、
精神的には良い影響を与えたようで、
とても柔和な表情をしていて
母は、とても安心した様子。
だけど、母より長い時間を過ごした私の印象は、母とは違い
父の明らかな老いの兆候を感じてしまった。
ますます体の強張りが進み
靴をなかなかはけない。
ちょっと急かすと、今自分がしていることがわからない。
階段から2回も転げ落ちそうになる。
毎日階段の上り下りをしていると言っていたが、
たぶん嘘?
とても毎日階段を上り下りしている人の
歩き方ではない。
一番驚いたのは、電車の自動改札機に切符を入れるのが判らなくなってしまっていた。
てか切符買わずに改札通ろうとするし💧
やっぱり痴呆症進んでる…
(´;ω;`)
だけど、帰り際。
私に向かって、
「こんなに仕事を休んで大丈夫か?
往復の交通費以外に多めにお母さんに貰いなさい。」
と、言い。
母に向かって、
「こんなに仕事休ませているんだから
ちゃんと渡すものは渡してあげなさい。」
厳しい父がこんな事を言うなんてビックリ∑(OωO; )
大人になったら自分で稼ぐ!
親になんか頼らない!
と云う人だったんだけどねぇ。
一人っ子の私に対しても甘さなんか微塵も感じさせなかった。
ああ。
やっぱり年とったねぇ…
お父さん。
花