考えてみれば、

両親が老人ホームへ入所したのは2019年の1月と3月でしたよ。

ホームへ入所した前後1年間が1番辛かったなぁ〜😂

その頃は、ほとんどブログの読者さんもいなくて、

備忘録としてひたすら思いの丈？をブログにぶつけていたような…（笑）

昔から母とは衝突する事が多く、

色々思いをぶつけた事もあったけれど

分かり合えることは無く。

ホームに入所する頃は、

母の依存体質と、虚言癖に

怒りで震えることもあったけど。

今回会った母は、

カサカサに痩せ細った

小さな子供に戻った知らないおばあちゃんでした😂

会った途端、私のことは覚えていてくれていましたが

「もう会えんと思っていた！」

「死んだと思っていたから！」

死んだんかーいっヽ(；▽；)ノ

食が細くなっていると聞いてはいたけれど

昨年6月は自分で体を起こして、

普通食を食べていたのに。

今は寝たきりで、お粥さんと、ドロドロの離乳食…を食べさせてもらっていました。

傷がついたレコードみたいに

「もう会えんと思っていた。」

「皆死んだと思っていた。」

「耳がよう聞こえんとよ。」

この繰り返し。

虚言癖は、ボケの症状だったんでしょうか？

「パパは死んだと思うよ。」

「◯◯（随分前に亡くなった母の弟）は、この近くの病院の院長になったとよ。」

なんだかもう、虚言というより、妄想？

もう腹も立ちません。

やっと、やっと。

母を許すことができました。

死ぬまで人を許せないのは

嫌だなと思っていました。

実際、母は実の両親をずっと憎んでいて、

許せずにいた人でしたから。

もう歳とって弱った人なんだから許してあげたら？と私が言うと、

なんでアンタにそんな事を言われなきゃいかんのかと、

鬼のように怒っていました。

人を許すと言うのは

確かに辛い事ですけど。

許す事で、自分も許すというか…

と言うより、

子供に帰った母には

もう子供に接するよう、

頭を撫でたり、

手を握ったり。

美味しいもの食べようかと声をかけたり。

デパートで買ってきたカットフルーツや、

プリンを食べさせました。

メロンや、イチゴを美味しそうに食べました。

薄くカットしたりんごもちゃんと食べられて

プリンは、美味しい、美味しいを連発して

完食しました。

まさかドロドロの離乳食状態になっているとは思わなかったので、

お稲荷さんと巻き寿司を買ってきたのですが、

それは無理でしたね🥲

その分、父がお寿司は完食。

プリンももちろん完食。

父は元々認知症と診断されていますから

いろんな事を忘れたり、

わからなくなっているのは理解していますが、

今回、私の顔を見て、

娘だと認識した途端

泣き出してしまいました。

「もう会えないかと思っていたから」

そう言って涙をふきふき、

プリンを頬張っていました。

「ママは（母のこと）あんなになってしまって

話もできないし。

他に話をする人もいないし。

こうやって美味しいものを食べて

楽しく過ごすこともないし。

まさかこんな事になるとは思わなかった。」

「いろんなことがわからなくなるし、

忘れていってしまうのは、

すごく悲しい。

長生きしても、辛いばかりで😔」

こんなふうに

昨日は父が私にながく思いを語ってくれましたが。

これもまた傷ついたレコードと同じで

同じことの繰り返し、繰り返し。。。

今朝、新幹線に乗る前に

もう一度ホームへ会いに行ったら。

2人ともキレイサッパリ

昨日のことは忘れていましたよ（爆笑）

これが人生の終活ですよ。

両親をよく観て

私は私の終活をしなくてはと

心に刻みました。

東京へ帰ったら、

週明け病院は、検査結果を聞きに行って

自分の健康管理をなんとかせねば。

正直、クタクタです。

よく福岡へ帰れたな（笑）

でも、多少無理をしてでも

帰って良かったです。

今回、唯一の息抜き。

ホームへの往復途中に寄る

福岡空港。

初めて展望デッキへ行ってみました‼️

ここのデッキは、羽田よりスゴイ‼️

すごく飛行機に近いのです！

ズームせずに、夕陽をバックにこの大きさ！

滑走路は1本しかないし、ちょうど夕方の5時なので、

バンバン飛行機が目の前に降りてくるし、

合間を縫うように

バンバン飛んで行きます‼️

楽しい〜〜〜っ‼️

飛行機乗るのはあまり好きじゃないけど。

見るのはホント楽しいわ（笑）

帰りの新幹線、結構満席に近いかな。

グリーンですが、名古屋から隣に人が乗ってきました。

あ、浜名湖です。

後1時間ちょっとで東京着きます。

は🌸