花が散るまで

2023年末で無事風俗嬢卒業。元風俗嬢のつぶやき。

生涯最初で最後の「吉兆」か?

先日は贅沢させてもらいました。


和食大好き、いつか死ぬまでに行ってみたかった「吉兆」





昔、昔、

「美術画廊」っちゅう所で約7年、下っ端で修行させてもらったんで、

普通のおばちゃんより、ちょっとは器とか色々見て、触らせてもらった経験があるんです。


吉兆というと、懐石料理のトップみたいなもんですから、

若い頃から、フレンチやイタリアンより

「和食」やろ‼️って私にとっては、

あ、こ、が、れ〜〜👆🏻


お料理も美味しかったけど、

器がね。イイ(*゚▽゚)ノ

綺麗〜‼️可愛い〜‼️美味しい〜‼️

アンタの語彙はそれしかないないんかいっっ(笑)



先ずは菊の花弁を浮かべた日本酒から。




縁高に盛った先付け、

目にも楽しく、舌も喜ぶ、

色とりどり✨




椀物、松茸と海老しんじょ

今年初物〜!


黒塗りの無地のシンプルなお碗の蓋をあけると、まあ😍なーんてキレイなんでしょう!

蓋裏に菊の蒔絵がゴージャスに施されている。

表はあくまでもシンプル、控えめ、

蓋裏に隠された楽しさ。粋。

これ、日本独特のものな気がする。

前面にどうだーって押し出さない。厚かましくない。裏にこそっと控えめに。

このゴージャスな蒔絵が表に施されているより、蓋裏だからこそ感動が大きいと感じるのは私だけだろうか?




向付。

これもまた器が楽しい。

お造り(お刺身)の器は黄色の菊の花。

お醤油を入れる小皿が菊の葉っぱの形。

かわいーーっ(๑>◡<๑)

ウニ、甘くて絶品😂




焼物。

普通はお魚なんだけどね。

今回は、和牛ひと口ロースステーキ。

外カリカリに焼けてて美味しい〜😆




んで、お凌ぎ。

連れて行ってくれた友達が前日お誕生日だったので、サービスでお赤飯。

ほんのひと口分だけど、美味しい。




炊き合わせ。

ナスと、なんだっけ?湯葉?

あれ?忘れた(笑)

お野菜のたいたんね。

ナスの隠し包丁の入り方が美しい〜!

ホント細かなところが職人技。

器がまたね、美しい!

菊尽くし。


横からも見て!見て!





松茸ごはんと、お漬物と、赤だし。

なんと私、3杯おかわりしました。

たぶん、一緒に行った友達呆れていました(笑)

いや、美味しいお料理は遠慮したり、ダイエットの事とか考えるのは失礼だと思うのよ。

お腹いっぱい美味しくいただく。

それがお店に対する最高の賛辞ではないでしょうか⁈




水菓子(デザート)

桃もブドウも絶品だったのだけれど、

若干甘過ぎ。

すんごく美味しかったけど。

量が多過ぎ。


もっと小さな水菓子にして、

〆にお抹茶と生菓子だったら最高やったのに。

え?

贅沢?(爆笑)

我儘よね😅




最後に床の間の掛軸。

「清風、明月を払い、明月、清風を払う」

という対句の前句。


「清風 明月をを払う」

秋に相応しいお軸でした。




ちなみに今年の中秋の名月は、確か10月1日ですよ。


そして9月9日が「重陽の節句」でした。

器からメニューまで菊尽くし。

風流ですなぁ。


日本人に生まれて良かった✌️





長々と吉兆食レポ、お付き合い頂きありがとうございました。

書き上げるのにエライ時間がかかりました。

3日がかり💦(爆笑)





は🌸

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