流れてゆく時間と価値。
「ご指名のお客様が、今すごく動いているから。」
バタバタとお客様とお客様の間に事務所に戻った時に、ママさんから言われた言葉。
一瞬意味がわからなかった私に、ママさんの説明。
要するにご指名様、定期的にずっと通ってくださるお客様のこと。私はリピーター様と呼んでいる。
この私のリピーター様が、最近来てないなぁと思っていたけど、他の女性コンパニオンに流れていると言うのだ。
ママさんとしては、私にハッパをかけているつもりだったのかもしれない。
ブログにも何度も書いているけれど、
コロナをきっかけに、長く来てくれていたリピーター様の足が止まっている。
もちろん、ずっと足繁く通ってくださっているお客様も残ってはいるけれど、
今までに無い規模でリピーター様が激減した。
このリピーター様をたくさん持っている女性ほど、所謂売れっ子だ。
安定してご来店してくださるお客様をたくさん持っているのは、本当に強い。
そのリピーター様が、明らかにハッキリと今年は離れている。
ハッキリとブログに書いた事が無かったからハッキリ書く。
たぶん、私のピークは過ぎたな、と。
落ち目、になったと言うことだ。
接客が変わったわけでは無い。
でも、もう還暦一歩手前だ。
今まで、6年間走りに走って、ママさんも舌を巻くほどリピーター様を増やし、繋げてきた自負はある。
でも、何事も山があれば谷がある。
私の山は今や下り坂という事だ。
こんな時間にこんな事を書くのは辛い。
でも、ふと現実に向かい合う事を決意した私(笑)
そしてママさんが
「きっちりした接客をしてきたのだから、必ず戻ってくると私は思うのよ。」と。
ママったら、私を落ち込ませたいのか、励ましたいのか(笑)、よくわからないなぁ😅
黙って曖昧に笑ってみせるしかなかった。
まあね。
人って飽きるから。
特に女房と畳は新しい方が良い。
ましてや、私は女房ではないわけだから。
そりゃ、新しくて綺麗な方が良いだろ。
それはとても理解できる。
「頑張りなさいよ。」
と、ママは言いたいのかもしれない。
でも、こればかりはどうしようも無いと思うのよ。
人って追いかければ逃げるからね。
例え連絡先を交換しても絶対に私から営業をかけないのが私のポリシー。
「暇だったら来て💕」
なんて口が裂けてもよう言わん(笑)
お客様にとってしつこい営業なんてウザイだけだと思うし。
そこを曲げる仕事はしたくない。
今だって休憩無しで働いて、家に帰れば倒れ込むような仕事をしているつもり。
手抜きは無いと思う。
でも加齢による体力の衰えは否定できないし、本人が自覚していないところで接客の質が落ちているのかもしれない。
心の有り様も変わってきてはいる。
6年前より、明らかに新鮮味は私の方でもなくなってきている。
「男ってさ。」
そんなくくりでお客様の事を見たくないし、そういう目線で見るのは良くないと思っちゃいるけど、
たぶんどこかスレてきている自分も否定できない。
結婚を含めて男に期待して何度も痛い目に遭ってきたのだから、もう充分よ、もう私を解放してくれよと思う部分もある。
だけど
投げ出してしまえばもうこの仕事は出来ない。
投げ出すことは簡単。
続けることの難しさがわかっているから、
難しいし、厄介だし、歳とって体も心もキツイけど、とにかく諦めることなく前に進む努力は怠れないと思うのだ。
落ち目の女なんて惨めなもんだ。
だからといって、全てを投げ出して諦めてグダグダにはなりたくない。
それにしても、周りは言いたい事しか言わないもんだよ。
お客様だって、「花ちゃんの味方だから」なんて言いながら、結局はじぶんの言いたいことしか言ってこないし。
ケッ(c" ತ,_ತ)
やさぐれちまうよ(泣)
私は私。
自分らしく生きていけは良いと
わかっているけど
それが難しい。
夜中に目が覚めて、悶々としてしもたಠ_ಠ
は🌸