朝、ゴミ出しして

ついでにマンションの集合ポストをのぞいた。

たくさんのチラシと一緒に、そのハガキは紛れ込んでいた。

『喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます』

誰だろうと改めてハガキをよく見て

友達の死を知った。

彼女のことは一昨年の9月に最後に会ったきり。

その時のブログ↓

この時に、もう口から食事が取れなくなっていた。

たぶん、これが最後になるかもと

恐らく彼女も私も覚悟の上で会ったと思う。

この年は、ホントに色々大変で

両親の老人ホームへの入居。

実家の片付け、処分。

両親の代わりに、不動産屋さんとのやりとり、

転出転入、その他諸々の手続きは全部私が済ませた。

おまけに娘夫婦が、新築マンションを購入、転居。

そして、私も8月に今のマンションへ転居。

目が回るような1年だった。

その中でなんとか時間を合わせて彼女に会えたんだった。

忙しさにかまけ、

そして昨年はコロナで、

その後メールを何度か送ったけれど

返信も来なくなり。

具合が悪いのだろうと想像はついたけれど、

怖くて連絡ができなかった。

それから約2年

よく頑張ったと思う。

いつか、こんな知らせが来るのはわかっていたはずだけれど。

突然の知らせに、なんだか泣くことも出来ず

でもなんか胃の辺りがポッコリ穴があいたみたいで…

59歳。

還暦を迎えることは出来なかった。

どうしよう。

ブログ書いてて、初めて涙が出てきた。

ごめん、何にもしてあげられなかったなぁ…

だけど、明日はまた何事もなく

私は仕事に行くんだな。

ごめんね。

貴女の分まで、しっかり生きていくね。

死ぬまで、ちゃんと生きていくよ。

は🌸