花が散るまで

2023年末で無事風俗嬢卒業。元風俗嬢のつぶやき。

お休み中で良かったよ。



両親が入る老人ホームから、

ドサっと色んな書類が送ってきた。


今迄は、母が管理していた郵便物。


「見てもわからない。」

と、ケアマネさんに訴えたらしい。


今後いっさいの手続きは私がすることになり、

一通り書類に目を通して、手続きするものは、サクサクと済ませた。


ちょうどお休み中で良かった。



久しぶりにケアマネさんと話をしたのだけれど


認知症の父は、遂に自力で歩くのが困難になり

歩行器を使用することになった。


エアコン嫌いで、おまけに水分を摂りたがらない父は、先日廊下で動けなくなっているのをヘルパーさんに発見された。


軽い熱中症だった。


母も歩行器を使用することになり、

2人とも今迄は食事は食堂まで行って食べていたのを、

部屋まで持ってきてもらう、部屋食となった。


本当は、食事ごとに食堂へ行って

色んな人に会い、挨拶したりおしゃべりしたりするのが、良い刺激になるし、生活のリズムになるのはわかっているけれど、

本人が行きたがらない。


最近また

「長生きしたって楽しいことは何もない。」

と、電話をする度に言われるようになった。


これを親に言われるのは辛い。

近くで親を見られない事を責められている気がする。


以前は、

「生きたくても、生きられない人がいるのに。

生かされているありがたさや、意味を考えて欲しい。」と、咎めたけれど。


もう最近は何も言わない。


どう考え生きていくか、

例え親子でも考え方が違うんだ、と思う。


母とは考え方も、性格も全く違って、随分ぶつかった。

母娘の関係は、本当に難しい。

恨んだ事もある。

親子の縁を切りたいと思った事もある。


でも、最近

このひと(母)と付合い、関わる事で、

学ぶ事も多いなぁ、と思うようになった。


良い「終活」をさせてもらえている、

と思っている。


こうなりたくない、こんな事は言いたくない、

と思うところは絶対真似しないようにしよう(笑)

反面教師だと思えば、ありがたいことだ。


いずれ、私も通る道なのだ。







友達に喪服の見直しをした方がいいという話を、今年になって聞いた。


彼女は、すごく太ってしまい

10年前に買った喪服が入らなくて、

急にお父様が亡くなって慌てたらしい。


幸いまだデパートが開いていて、飛び込んで買い、事なきを得たらしい。


「準備はしといた方が良いよ。」


四半世紀前に買った喪服は、

幸いサイズ的にも問題はない。

あと、何回使うのかを考えたら、デザインは少々古くても、もったいないので、まだまだ大事に使うつもり。


なので昨日、久々に陰干しして

汚れやほつれが無いかチェックした。


そういえば、母から


着物は、梅雨明けの土用の丑の日あたりで陰干しすると良いよと言われたけど。

こんなに蒸し暑いのに、大丈夫だろうか?と思ったりする。


そういえば、去年は緊急事態宣言が出ていた5月に着物を出したんだっけ…


お天気が続かないと難しいしなぁ。


そんなことを考えながら、

ボンヤリとクローゼットの中をのぞいている。


朝は晴れていたけど、段々曇ってきた。

天気予報では雨が降るらしいが、

ちょっと出かけてくる予定。





は🌸

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