花が散るまで

2023年末で無事風俗嬢卒業。元風俗嬢のつぶやき。

人生の分岐点。


今日は節分。

お店のママから恵方巻きを

出勤している女性全員、頂きました。


朝御飯もしっかり食べてきたので、



とても食べきれない。

と、思っていましたが。

いやいや、

たまたま30分程の空き時間があり

ペロリと完食。


気のせいかもしれないけど、

それまで、ちょっとだるおも~な感じが

すっきり、元気に(笑)


その後、会ったお客様。

ご両親、認知症で

昨年春にお母様を亡くし、

離婚されて、独りで残された認知症のお父様を介護されています。


昨年9月から、父が倒れてから

毎回180分というロングで

話を聞いてくれ、また自分の介護の話しもしてくれます。


その方が、1月の父をホームに入れて

その後、私が風邪で体調を崩したことまで話を聞いた後。


「今、花ちゃんは

人生の大きな分岐点にきてるんだね。」


「自分の意志に関係なく、

大きな運命の渦の真ん中にいる。

そんな感じだね。」


と、しみじみ話してくれて。



確かに。

改めて自分の置かれた状況を

深く考えてみると、


自分の離婚という、

最大の人生の分岐点ですら

私は、私の人生を、自分の手自ら

選びとり、

絶対に後悔もしない。

自らの人生は、自分で切り開くと豪語し

乗り切った私が、


今や、

嵐の海に浮かぶ、小さな木の葉状態だ。


考えてみたら、自分の事ではない。

親子とはいえ、他人ごとで

ここまでブン回され(笑)

悩み、しかし絶対に投げ出すわけにはいかないという、

前代未聞な状況なんて、

初めてではないだろうか。


自分の意志とは全く無関係に、

運命は動いている。


確かに。



人は皆

この世に生まれ、そして死んでいく。


私は娘を産んで、この世に生まれることを学び

今度は、両親で死を学ぶ。


考えてみたら、両親にとって

老人ホームに入るということは、

死に向かって切る、最後の舵取りみたいなものだったのかも。

よくぞ自ら選択してくれた。


そう思わずにいられない。


いずれは私も通る道。

きっと大変なことは、まだまだ続くんだろうけれど。

しっかりしなくてはね。



「とりあえず、ひとつひとつやるしかないかな~って。」

と、呟く私に。


「そりゃ一遍にアレもコレもは無理だよ(笑)」

と、笑ってくれたお客様に

救われた気がします(笑)



そして、こんな真面目な話をしたお客様


実は自衛隊勤務でいらっしゃるのだけど

大爆笑の自衛隊新人時代の話をしてくれて(笑)

今度は涙が出るぐらい大笑いさせられました。


ま、この話しはまた後日(笑)



ありがとう。


今日最後に接客したお客様が

すんごく変わっていて、

色々、大丈夫か(?_?;と思ってしまうようなお客様だったのだけど(笑)


それも帳消しになるような

いい1日でした。


m(_ _)m




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