カリンの思い出。
カリンの花。
地味目ですが、
薄紅色のなかなか愛らしいお花です。
お花が終わると、
黄色っぽい実をつけます。
ご存知咳止め効果のあるカリンです。
むか~し。
もう亡くなったおばあちゃんが、
色んなフルーツのお酒を作るのが大好きでした。
たまたま少し風邪気味の時に
遊びに行ったら。
「これば飲みんしゃい!」
と、出してくれたのが
カリン酒でした。
「咳が止まるとばい。」
その時、初めてカリンの実を見ました。
カリンの実を砂糖と、焼酎に漬け込んでいるのです。
「これは、もう3年ものやけん、
甘くて飲みやすかよ(^∇^)
ほら、遠慮せんと。」
あの。
ばあちゃん。
遠慮はしとらんちゃけど。
私、中学生なんやけど(笑)
「あれっ!
今年もう高校に入ったと思った!
花は背が大きかけん。」
σ(^◇^;)
高校生でもダメだと思う(笑)
とにかくアルコール度数30度の焼酎に
漬け込んでるんだよ。
ちょっと無理かな(笑)
まあ、なんちゅうか、
ちょい天然なばあちゃんでしたよ。
カリンの樹を見る度、
思い出す
ばあちゃんとの思い出。
花